シンプル接続検査

最も簡単な基板検査テストは、シンプル基板検査と呼ばれている機能です。このテストは、JTAG対応ICの端子間の接続を自動的に発見します。

1つ1つの信号がオープン(何もつながっていない)なのか、プルアップ抵抗やプルダウン抵抗とつながっているのか、それとも、VCCやGNDにショートしているのかを自動的に発見してくれます。

スタートボタンを押すだけで、基板上の配線の接続先を自動的に調べ上げることができます。

参照データとの相違が発見されると赤くハイライト表示します。 相違が発見された部分をエラーレポートとして表示できます。

 

このツールの特徴は

です。BGAのブリッジなどの発見に大変効果的です。

検査の詳しい手順はこちらのページをご覧下さい。

特徴

 

実際の使用例

配線のショートや、電源/GNDへの短絡もわかる!

terasicから発売されているDE0というボードがあります。

 

De0

 

このボードはCyclone3のEP3C16F484が乗っていて、バウンダリスキャンしてみると以下のように見えます。

De0_1

 

DE0のマニュアルを見れば、GPIOの端子がFPGAのどの端子につながっているかわかります。そこで、AB16とAA16、AA13とGND、U13と3.3Vをショートさせてみようと思います。

De0_2

念のため、ショートさせる前の状態で基板検査機能を実行してみると・・

De0_4

このように、AA13、AA16、AB16、U13の各端子はプルアップと表示され、どこにも接続されている箇所はありません。

sun

では、基板をショートさせてみましょう。

De0_3_3

ショートさせてから基板検査を走らせてみると・・

De0_5

AA16とAB16の相互ショートと、AA13のGNDへの短絡、U13の3.3Vへの短絡が検出されました。

MITOUJTAGの簡易接続検査機能は、信号線どうしのショートだけではなく、電源やGNDへの短絡もわかります。

信号同士のブリッジはもちろん、電源やGNDへの短絡も発見できます。