MITOUJTAG Free (無料版)
趣味に!研究に!
バウンダリスキャンのお試しに!
iMPACTの代わりに書き込み!
無料で使えるMITOUJTAG Free版
ついに登場!
2025/6/1 New
MPSSE-JTAGケーブル販売開始
2003年度の未踏ソフトウェア創造事業で開発されたMITOUJTAGは、これまで数多くの企業やアカデミックユーザの方、そして個人ユーザの方にご愛用いただいてまいりました。
今後はだれでも気軽にJTAGバウンダリスキャンを使っていただけるようにと思い、無料版を公開することにしました。MITOUJTAGの無料版は、いつでもダウンロードして気軽にJTAGバウンダリスキャン可視化を体験できるソフトウェアとなります。
JTAGバウンダリスキャンを行うと、FPGAやCPUのピンの動作が目でみてわかるようになり、効率的なデバッグが可能になります。
最新情報
2025/6/1 MPSSE-JTAGケーブル販売開始
使い方
MITOUJTAG BASIC版と同じですので、BASIC版の資料をご覧ください。
機能・特徴
MITOUJTAG無料版の機能や特徴は以下のとおりです。
【機能】
- バウンダリスキャン可視化
- JTAGロジックアナライザ
- 簡易基板検査
- FPGA書き込み(ほぼ全種類のXILINX、一部のALTERA、LATTICE、Efinix)
- FPGAに接続されたSPI ROM書き込み(XILINXのみ対応)
【使用可能JTAGケーブル】
- FTDI製MPSSE使用ケーブル
- Digilent製USB-JTAGケーブル (基板に搭載されているもの)
- 特電製FPGAボード(Spartan-6,7, Artix-7ボード)
【料金】
- 永久無料
【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10/11 (Intel x86またはx64アーキテクチャに限る)
- ARM版Windows10/11は非対応
- Mac上でエミュレータを使用してWindowsを動作させた場合は不明。無保証
接続JTAGケーブル
MITOUJTAG Freeは無料のソフトウェアですが、PCとターゲットボードを接続するためのUSB-JTAGケーブルはユーザ様に自作していただくことになります。
JTAGケーブルの自作は難しいものではなく、FTDI製のFT232HやFT2232HといったUSBシリアル変換ICを利用したボードをブレッドボードに乗せて配線を引き出すだけで簡単に作成することができます。
MPSSE-JTAGケーブル
FT232Hを使用したJTAGケーブルを用意しております。
自作する場合
例えば、秋月電子様の
- FT2232D USBシリアル2ch変換モジュールキット
EEPROM実装済であること
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g116897
- FT232H使用USB⇔GPIO+SPI+I2C変換モジュール
https://akizukidenshi.com/catalog/g/g108942/
が使えます。
ケーブルの作成については MPSSEケーブルの作り方 のページをご覧ください。
既製品のケーブル
FTDI社からC232HM-DDHSL-0というMPSSEケーブルが販売されています。使ってみた感想としては短くてちょっと使いづらいです。このケーブルを使うなら、USB Aの延長ケーブルを別途用意したほうがよいです。なお、DigikeyやMouser、モノタロウ、RSコンポーネンツ、チップワンストップ、Amazonでも手に入るので最短で翌日には入手できます。7000~8000円くらいです。
評価ボードの利用
最近のFPGA評価ボード(※1)のほとんどはFTDI社製のIC(※2)を使ってUSB UARTやUSB JTAGの機能を実現しているので、USB-JTAGが搭載されている評価ボードのほとんどはUSBをつなぐだけでそのままMITOUJTAGが使えるようになります。
※1 ・・Digilent Arty、Arty S7、ZYBO、PYNQ。TrenzElectronic製TE0726、TE0802、TE0790、TEC0117。Efinix評価ボード等。
※2・・FT232H、FT2232H、FT2232D、FT4232Hが対応。FT232Rは不可。
ライセンス(要約)
- 商用利用、大学や研究機関での使用も可能です。
- メールや電話でのサポートはいたしません。X(旧Twitter)でのみサポートします。
- MITOUJTAG Freeをサポートするアカウントは @mitoujtag です。
- 本製品は一切無保証です。使用した結果の責任は負いません。不具合に関して修正する義務も負いません。
- ハイリスク用途(自動車、原子力、エネルギー、軍事、輸送等)に使わないでください。
- 輸出管理に関すること
- このソフトウェアはエレクトロニクスに関する技術を含み、輸出管理の必要性があるものです。
- キューバ、ウクライナのクリミア地域および被占領地域、イラン、北朝鮮、スーダン、シリア、ロシアにおいて使用することはできません。これらの地域からダウンロードすることもインストールすることもできません。
- 本製品は2025年に発生した米中貿易摩擦が収束されるまでは、中華人民共和国での利用、ダウンロード・インストールはできません。
- 台湾は中華人民共和国の一部ではなく独立国家であるため、台湾からのダウンロードおよび使用は可能です。
ダウンロード
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