Artyのバウンダリスキャン
2018.08.09
MITOUJTAGのDigilentプラグインができたので、手元にあるDigilent製ボードを、MITOUJTAGで片っ端からバウンダリスキャンしてみました。
まずは、Artyです。ArtyはXC7A35TのCSG324が乗っているFPGAボードです。
自動認識すると同じIDCODEのデバイスの候補が見つかるので、この中で324ピンのものを選びます。
Artyが動作しているときの、Artix-7の端子の状態です。
ピンクはHレベル、水色はLレベル、塗りつぶしは出力、網掛けは入力の状態を表しています。
ArtyにはSPI ROMが乗っているようで、MITOUJTAGからSPI ROMを認識することもできました。
Artyが起動するときのSPI ROMの端子の動きや、起動後のLEDチカチカの信号も見えました。
次はSpartan-7が乗ったArty-S7です。Artyとの大きな違いは、Etherのコネクタが無いことです。
こちらも自動認識すると、同じIDCODEのデバイスが見つかります。この中で324ピンのものを選びます。
端子の状態もばっちり見えました。
Arty-S7のデフォルトのLEDチカチカはPWMがかかって、じわりじわりと点滅します。そのようすがJTAGロジアナでも見えています。