MPSSE-JTAG基板
MITOUJTAGで使えるシンプルなMPSSE-JTAG基板を開発しました。JTAGバウンダリスキャンの普及のため、ほとんど利益の出ない価格で販売します。
この基板の特徴は、
- USB Type-Cコネクタ
- FT232H
- JTAG信号(TCK,TDI,TMS,TGO)の他、3本の汎用GPIO
- すべての信号にはレベル変換ICを搭載
- ターゲット電圧は1.2V~5V
- XILINX 14pin、ALTERA 10pin、XILINX 9pinのコネクタを搭載
- 50mm×30mm
です。
基板はむき出しではなく、プラスチックケースに納められていて、外形サイズは54mm×34mmです。
ターゲット基板と接続するためのケーブルとして、14pin 2mmピッチのリボンケーブルと、10pin 2.54mmピッチのフラットケーブル、9ピンのフライリードケーブルが付属しています。フライリードケーブルとは、先がバラになったケーブルのことを意味します。
販売時は箱に梱包されています。
販売情報
本製品は特電オンラインショップで販売します。
- MPSSE-JTAGケーブル NP1167A 定価 5,980円(税別)
技術書典で頒布します!
技術書典18のオフライン会場ではグッズ販売として特別価格3000円で頒布予定です。
- USB-JTAGケーブル NP1167A 特別頒布価格 3,000円 (現金可)
- サークル名:なひたふ電子情報 うー09
技術書典18オフラインは6月1日(日)の一日だけの開催です。技術書典オンラインではグッズの販売はできませんのでご容赦ください。
使用方法
USB Type-Cケーブル(別売)でPCと接続すると、自動的にデバイスドライバがインストールされます。
9ピンピンヘッダのピン配置を下の図に示します。TRSTとINITとSRSTは、特に使用目的は決められていません。通常のFPGAボードでは接続する必要はありません。
JTAGがピンヘッダから出ているターゲット基板へは、付属のフライリードケーブルを使って接続します。
XILINX 14ピン、ALTERA 10ピンなどのコネクタが出ているターゲット基板へは、付属の10ピン、14ピンケーブルを使って接続します。
MITOUJTAGを起動すると自動的に認識されます。
設計情報
本基板の回路図を以下の図に示します。
ケースの3Dデータは以下のとおりです。ケースが壊れた場合などに3Dプリンタで印刷して使用してください。